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Bottled Local | 地域を、香りにしてボトルへ。

8月27日
読了時間: 2分

Bottled Localが表現する筑後のテロワール


土地の風土を、香りや味として表現する——。福岡県久留米市を拠点とするBottled Localは、筑後の自然、文化、そして地域が抱える課題までを一本のボトルに詰め込むクラフトジンブランドです。


ブランド名のBottled Localには、「ボトルに詰めた地域」という意味が込められています。主役となるのは、筑後川が運ぶ豊かな水と土、寒暖差のある気候によって育まれた植物。この土地ならではの素材に、その背景にある歴史や人の営みを重ね、筑後のテロワールを香りとして届けています。


その象徴となるのが「Bamboo Gin」です。着目したのは、久留米市の高良山で課題となっていた放置竹林。竹林整備によって間伐された竹と笹をボタニカルとして活用し、新たな価値へと転換しました。柑橘やスパイスのニュアンスに続いて、竹の爽やかな香りが余韻に現れる一本です。スパイス料理や和食と相性がよく、料理との組み合わせによって香りの印象も変化します。



「Indigo Gin」が表現するのは、筑後を代表する伝統工芸、久留米絣です。その重要な原料である「藍」を主役に、久留米産の蓼藍と徳島産の阿波藍残渣を使用。米焼酎をベースに、よもぎやどくだみ、緑茶、カモミールなどを重ねています。工芸を目で鑑賞するだけでなく、その背景にある植物や土地の記憶を味覚と嗅覚でたどるという、ユニークな試みです。



地域資源の活用は、ボトルの中だけにとどまりません。Bamboo Ginのラベルには竹の再生紙、外箱にはリサイクル紙を採用。一般的なプラスチックフィルムの代わりに蝋で封をするなど、パッケージにもブランドの思想が反映されています。



2026年には、久留米市に自社の「高良川蒸留所」が誕生。地域の素材を地域で蒸留する体制が整い、Bottled Localのものづくりは新たな段階を迎えました。

竹林整備から生まれる竹、伝統工芸を支えてきた藍、筑後の水と植物。それぞれの背景を知ってグラスを傾けると、一杯の香りの向こうに、この土地の風景と人の営みが立ち上がります。


Bottled Localがつくっているのは、地域素材を使った酒だけではありません。土地の物語を味わい、次の世代へつなぐための、新しい地域文化のかたちです。


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Bottled Localの取り組みや商品について、詳しくはこちら(note)



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