美濃焼を「解剖」する一冊
8月27日
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The Book of MINO -美濃焼の解剖-

一杯のラーメンを受け止める丼、日々の食卓に並ぶ茶碗やマグカップ、料理の表情を引き出す洋皿。私たちの暮らしに深く溶け込んでいる美濃焼は、どのような土地で、どのような人と技術によって生み出されているのでしょうか。
『The Book of MINO -美濃焼の解剖-』は、約1400年にわたる美濃焼の歴史と、世界有数の陶磁器産地を支える現在のものづくりを、デザインの視点から読み解く書籍です。
企画を手がけたのは、グラフィックデザイナーの佐藤卓。橋本麻里と立花昭が監修を務め、デザイン、編集、執筆、写真など、さまざまな分野の専門家が参加しました。
身近な食器の「解剖」から始まり、タイル、陶芸、アートへ。さらに、窯元や職人、分業による製造工程、道具と技術、地域ごとの特色、美濃焼の多様性を表現した「美濃焼曼荼羅」へと視点を広げていきます。そして物語は、やきものの原点である「土」と、その土をこの地域にもたらした太古の東海湖へとたどり着きます。
器のかたちや質感、色合いの向こう側には、土地の記憶と、数多くのつくり手の仕事があります。本書は、美濃焼を単なる製品としてではなく、食文化や暮らし、産業、環境が重なり合って生まれる文化として捉え直す試みです。
料理を味わうことと、器を知ること。その二つをつなぎ、「美味しさ」を支えるものづくりの背景へと私たちを案内する一冊です。
『The Book of MINO -美濃焼の解剖-』近日発売予定。
企画:佐藤卓|監修:橋本麻里、立花昭|発行:セラミックバレー協議会
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